《イラストはある程度描ければ販売して大丈夫》

実はイラストはある程度かければ販売しても大丈夫です。

どうしてそう言い切れるのか

それは

売れるイラストというのは

『ある程度描けるようになった後はターゲットの意見を少しずつ取り入れる必要があるから』です。

イラスト販売未経験の方が

「もっとクオリティの高いイラストでないと売れないかもしれない…。
もっと上手くなってからイラスト販売をしたい！」

といつまでもイラストの練習をしてしまう傾向にありますが、これは危険です。

これだといつまで経っても売れるイラストを描くことはできません。

売れるイラストは

ターゲットが好きそうなものを追求して
ターゲットが欲しいイラストに寄り添うことでイラスト販売ができます。

まずは実際にイラストのご依頼を受けてアンケートで自分のイラストについて感想などもらったり

X（Twitter）で作品を投稿してターゲットの歌い手さんからコメントをもらったりとフィードバックをもらうようにしましょう。

あなたのターゲットに需要のあるイラストは歌い手さんからの意見を聞かないことには作れません。

ある程度イラストが描けるようになったら
まずはイラスト販売をしてみましょう。

《歌い手イラストレーターはロゴも求められます》

ヘッダーイラストに使うロゴや歌ってみたのサムネイルイラストに使うロゴ、配信用に使うロゴなど
歌い手イラストレーターをやっていると高確率でロゴ制作も求められます。

特にヘッダーや配信用のロゴはオリジナルデザインを求められるので
ロゴ制作が出来るように練習しておく必要があります。

ロゴ作成動画から学んだり
ロゴのサンプル画像を見つけて模写してみたりと研究するように心がけましょう。

またロゴの依頼を受ける場合は必ず一緒に参考がを探しましょう。

《ご依頼イラストの修正をさくさん求められた時のマインド編》

ご依頼を受けてイラストの修正を何度も求められる場合があります。
特に初対面の人からのご依頼でこの傾向は多く見られます。

修正をたくさん求められた時、

「そんなに自分のイラストはダメだったかな」
「自分のイラストはそんなに上手くないかな」

と落ち込んでしまうことがあると思います。

ですが落ち込む必要はありません。
修正はダメ出しではありません。

「ここを自分好みに修正してくれたらもっと好きなイラストになる」
という期待の表れだということです。

少しづつその人の好みに寄り添うことができると思ってください。

また、

「たくさん修正を求められすぎて
もうこの人からはご依頼されなくなってしまうかも…」

と不安になるかもしれませんが

そんなことはありません。

丁寧なご依頼のやり取りができていれば、例え修正をたくさん受けたとしても
その人からの信頼は無くなりません。

修正をお願いされても
少しづつ歌い手さんの好みを把握していく気持ちで取り組みましょう。

《依頼内容の変更を求められたら話し合いましょう》

すごくまれですが
最初に言っていた依頼内容を変更したいという歌い手さんもいます。

例えば線画を提出した後になって服装の変更をしたいなどです。
かわいいフリルいっぱいのドレスにしたい→かっこいいタイトスカートのドレスにしたい

これを修正だと思って要求される歌い手さんがいます。
ですがこれは修正ではなく、依頼内容の変更です。

修正と変更は違います。

イラストレーターの方でもこの区別がつかず、無償で引き受けてしまったという事例をみかけます。

ですが、この場合は無償で引き受けるのは避けましょう。
やり取りの効率が悪くなってあなたの負担になります。

また、一度例文のような変更を無償で受けてしまうと
その歌い手さんはそのやり方を繰り返してしまう可能性があります。

依頼内容の変更を言われたら

•修正と変更は違うこと
•変更した分の支払いもしてもらうこと
•納期の変更

この3つを説明をした上で歌い手さんに検討してもらいましょう。

《ハイクオリティーなイラストを求められる》

イラストレーターとして活動するとこのような問題にぶつかることがあります。

実際に私もまるでAIが描いたような夜の街、
ビルがたくさんある大都会のイラストを
ご依頼されたことがあります。

キャラクター専門なので描けないジャンルでした。

この時は事情を説明して
その代わりとなる提案をしましょう！

例) ハイクオリティな背景は描けませんがこのような
参考画像のようなイラストなら描くことが出来ます。
こちらの背景で見映えをよくすることが出来ます。
ご検討ください。
ご了承いただけた場合は全力でイラストを作成いたします。

ただ断るのではなく変わりの提案をすることで
歌い手さんの不満を解消または軽減することが出来ます。